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創作のネタとかいろいろ

奏葬のラプソディア、裏話・小ネタ等 雑詰め

非常にネタバレ注意なのでまだ読んでない方やネタバレやめてって方は続きを読まない方が吉でございます。なんでも来いと言う方だけ広げてくださいませ。










奏葬のラプソディア・小ネタ等

・先の日曜日に公開されたラプソディアには実は既出創作に絡めたネタがちょっとだけ仕込んであります。
>有ると思ってもなければないし、無いと思ってもあればある(第二章・読坂宵子)
>在ると言えば有るし無いと言えば亡い(最終章・陵桃歌)

は言わずもがな怪事ネタです。
戯話のバナーでキャッチコピー的に書かれていた「有ると思えばそこに在り、無しと思えばそこに亡し」の改変ですね。

・関連して、陵桃歌の正体については過去記事を追っている方なら御存知でしょうが…そうです。
以前のキャラ設定記事で紹介した例の悪魔です。
元記事的には悪質な悪魔ですが、今回の彼女は自身で言っているようにオフの日なのでできるだけ人間の土俵に立って戦ってます。完全に手抜きです。
まあ彼女は宵子の正体に気付いていたのでなんとかなると踏んだのでしょう。とかなんとかいって本当はヒーローっぽい事出来るのが単順に楽しかったのかもしれませんね?
その辺の解釈はおまかせします。

・元々超人的な能力を持っている桃歌は本来鍛える必要なんてないのですが、このへん↓とか見てるとじうむちゃんに何か教わって感化された可能性もありそう。



・そんな桃歌と一緒に暮らしてるコラルは、もうサイトが移転して落書きブログやめてから長らく露出がありませんでしたが、将来的に怪事にちょっぴり関わってくる女の子です。

その非凡な言動、そして悪魔と一緒に暮らしていることからお察しのように人間じゃない組の一人です。正体はどっかで零したかもしれないけど怪事動いてるのでまだ暫くちゃんとした形では公表しないかもしれないです。だけど現時点でも怪事の事情詳しい人は推理できるかも…?
ヒントは服装と髪型、そして桃歌の台詞だったり。
彼女立ち絵だと色調もあってほとんどつぶれてわからないのですが、実はちゃんと右目が描いてあるんです。そしてその目は開かないように縫い付けてます。


・あとがきでも触れましたが宵子の正体はアレなので怪事のあのひとの無自覚な兄弟姉妹の一人に入ります。陽がカラコンだと思ってた目は実は自前なんですね。
クリア後のオマケ見ればわかるとおり宵ちゃんは高校生くらいまで黒髪で通してたんですが、多分地元の友達に変な男引っかけるかもしんないってアドバイス貰って染めたんじゃないかと思われます。

・それと宵子に絡めた小話一つ。最後の最後で新潟の地震について触れましたが、基本的に現実世界で起こってる事はだいたいあの世界でも起こっているのであちらでも東日本大震災は起こっております。宵子と陽が一年の時に遭遇していなかったのは、宵子が暫くあっちのほうでボランティアしていたからという隠し設定みたいなものがあったり。一年科目の単位取り逃がしとかもあるから桃歌とかなり顔を合わせているとかそんな感じ。


・光の過去編、よく見ると「あの」時点で夏なので学校が夏休みに入ってる頃合いなんですね。光はだいぶおかしくなってたとはいえ人気のない時を見計らって実行しようとしたのでしょうが、そこに運悪く陽が帰省してきてしまった。それで光を見つけてしまい、以降軽くトラウマになってる感じ。きっと。

・そんな陽は時系列計算してみると絵空事の隼太たちと同世代。すごいどうでもいい話なんですけれど、実は光ちゃんが野球部の野郎とよろしくやってる間に陽ちゃんは某全校生徒会長に憧れてたって設定がひそかにあります。実はあの二人大体同時期に恋をしたんですね。陽が暫く実家にまともにかえってきてなかったのもうつつをぬかしていたからという知らなくてもいい感じの本当に裏話。…まあ彼女は片思いですけど。そして案の定駄目でしたけど。

・それにしても陽さん……いや、一応あの人性別は誰にもわかってなかったからおかしいことはないとおもう。おもうます。


・実は初期段階では狐面の幹部は男女ペアで出そうと思ってたんですけど男描けなさすぎてやめた。幹部の女(マワリ)が宵子を追わせようとした時に呼んだ三人の名前にその名残があったりあったり。

・一六教授と栂森の名前は共に神社に絡めた何か。一六教授はストレートに一六神社から、栂森先生は最初八幡先生だったのですが、安直すぎるので色々ネタになりそうなのググった結果八幡平にある栂森(つがもり)山から拝借しました。色々と「咎」を背負う役柄なので読み方は「とがもり」に改め。ちなみに作中一回だけ出てくる狛犬は茨城県常総市にある水海道八幡神社で撮影いたしました。

・例の組織【逆月】はあとがきで述べたとおり【月喰の影】とつながりのある組織ではありません。別物です。しかし何故こんな名前に落ち着いたかと言うと、彼らは【月喰】に【反逆】する者だからです。怪事の中で【月喰】は【三日月】という別名を持っていますが、狐面の三日月が逆さまについているのは、まあそういうことです。実は彼らは人間を強化して化物たちの支配に対抗しようとしていたわけです。尤も、この2012年の時系列では……

・ところでお気づきでしょうか。作中で色々と引き起こした件のスタ…神細胞は「とある動物の細胞」から生成されたと一度だけ触れております。欠損を再生させる化け物じみた力があって、且つ副産物的に炎上する効果がある細胞……まさかね。これはまだ私の中でもオフレコ的なものなのではっきりとは申し上げませんが、単純計算で90年代初頭はまだ某月も活発な頃で例のあの人も健在なんですよねぇ……。

・不老不死とかについて。最終的に陽は人間とは違う存在になってしまい、これからずっと狐面の追っ手から逃げ続けるわけなのですが、実はあの辺朔様のセルフオマージュみたいになってたり。
>古来より人は不老不死を求めてきた。しかしそんな物は虚しいだけだ。十で成長の止まったこの身では、一所に留まって生きていくことすらままならぬ。
>各地を転々とし、隠れるように過ごした日々の……なんと惨めなことか。
(雪見桜EdT・朔)

逃げ始めた彼女は果たしてどうなるのやら。いつか彼女も「人間でありたかった」とこぼすのでしょうか。それとも……?

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